長時間同じ姿勢をしている(特に前かがみ)とその姿勢を維持している筋肉(脊柱起立筋)が疲労を起こして異常収縮を起こしてしまうのです。
ぎっくり腰
ぎっくり腰の原因
朝起きたときや重いものを持ちあげようとした際に起こる事が多いです。これは、筋肉(脊柱起立筋)が緩んでいる状態から無理に腰の筋肉に負担をかけた結果、脊柱起立筋が付着している端の部分異常収縮した事から起こります。
ぎっくり腰の症状
- 動作の瞬間に腰に激痛が走り、動くことが困難になってしまう
- 最初は違和感程度で、さほど気にならなかったのに、時間の経過と共に腰痛となり悪化していく
- 上半身を起こすことができない
- おじぎをすることも、体を反らすこともできない
- 歩行が困難
- くしゃみ、咳で痛みが強まる
- 寝返りが痛くて、寝る姿勢を変えることが困難
- 骨盤に近い部分やウエストライン辺りの腰部が痛んだりする
- 起き上がった状態よりも、横になっているほうが楽である
慢性腰痛(姿勢性腰痛)
慢性腰痛(姿勢性腰痛)の原因
慢性腰痛(姿勢性腰痛)の症状
腰の背骨から左右2~3㎝の所が痛む。
椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアの原因
背骨は椎骨とその間にある椎間板(ゼリー状の柔らかいもの)によって成り立っていますが、偏った姿勢を維持し続けた結果(前かがみ・横座り・肘をついての横寝など)その椎間板の一部が飛び出して背骨の近くにある神経を圧迫するものです。
特に、姿勢の悪さからくる背骨・骨盤の歪み、ズレからくるものが多いです。悪い姿勢で偏った動作をくり返すと、背骨や骨盤がズレやすくなります。骨盤がズレて傾いてしまうと背骨(腰椎)も傾くことになります。以下に、歪みの悪循環を記します。
体の歪みは、腰痛を引き起こす原因となる猫背の他にも、O脚・外反母趾などの原因にもなります。当然、内臓の位置もズレてくるので消化器系の病気も引き起こしたりもするのです。
椎間板ヘルニアの症状
- 腰や太もも、ふくらはぎなどの痛みや痺れを伴う。
- 立っているとすぐ辛くなる。
- 少しの時間(15分位)で、椅子に腰掛けているのが辛くなる。
- 30分以上歩くと腰が痛くなる。下肢に放散痛(ビリビリとした痛み)をおぼえる。
- 前かがみの姿勢で痛みが強くなる。
- 下肢の一部に触っても感覚が鈍い。
- 座った状態から立ち上がるのが辛い。
- 膝を伸ばした位置での下肢の持ち上げが困難。
腰痛の主な施術方法
患者様の症状にあった施術を行います!
和整骨院では、整骨・整体・鍼灸と様々な角度から、患部の症状や状態に合わせた手技、物療(電気・温あん法・冷あん法)、鍼灸を用いて施術し、早期回復を促します。
もし、腰痛を放っておいて症状がひどくなり「ぎっくり腰」「ヘルニア」や「坐骨神経痛」になってしまった場合も、根本的な部分から施術を行い、時間はかかりますが回復へのサポートをさせていただきます。